美山 貴彦
血液内科
藤田医科大学血液内科と連携して、白血病、悪性リンパ腫などの血液癌、貧血などの診察、治療を担当しています。
貧血、血小板低下などの血液異常を認めた場合は、ご気軽に受診してください。重症な血液疾患が見つかった場合は、ご希望の病院に紹介いたします。
診療の内容と特色
貧血
貧血とは血液のなかを流れている血球成分の一つである赤血球数が減少する、あるいは赤血球に含まれるヘモグロビン(Hb)が低下することにより生じます。Hbは酸素を結合して全身を回っているので、貧血になると脳が酸素不足になり、そのため立ちくらみ、めまい、失神などの症状を呈します。その原因は多様です。
貧血が続くと血液が全身に運ばれにくくなり、体の健康だけでなく精神的にも不安定になります。下記のリストの内、2つ以上が該当する場合は、貧血の可能性が高いと考えられます。採血にてすぐ結果が出ますので、検査をお勧めします。
- 1.疲れやすい
- 2.眠れない
- 3.すぐに息が切れる
- 4.めまい、たちくらみをよく起こす
- 5.爪が弱くなった
- 6.顔色が悪い
- 7.氷を大量に食べてしまう
- 8.月経の出血量が多い
- 9.胃を切除した経験がある
- 10.食事に偏りがある/肉を食べることが少ない
鉄欠乏性貧血
貧血のほとんどは、ヘモグロビンの重要な材料である「鉄」が不足することによる鉄欠乏性貧血です。鉄欠乏性貧血は、鉄の摂取量が少ない場合(偏食やダイエットなど)と、鉄の排出量が多い場合(月経や病気、激しいスポーツ時など)、鉄の必要量が増加した場合(思春期、妊娠・出産・授乳期)に起こりやすなります。女性に貧血が多いのは、月経による出血で鉄が多く失われることや、ダイエットによる偏った食生活などの影響があるといわれています。
鉄欠乏性貧血を治すためには、とにかく鉄をたっぷり摂ることです。鉄はミネラルの中でも吸収されづらく、食品から摂取しても体内に摂り入れられるのはほんのわずか。効率よく摂取できる工夫をして、鉄の一日推定平均必要量(男性6.0~6.5mg、女性8.5~9.0(月経あり)5.0~5.5(月経なし)mg)を毎日の食事で摂ることを目指しましょう。
食事による鉄摂取が十分できない場合は、鉄剤(内服薬または点滴)による鉄補充療法を行っています。当院血液内科でご相談ください。
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美山 貴彦みやま たかひこ
出身大学 広島大学 医師免許取得 平成18年 主な専門領域 血液内科 専門・資格
・学会・役職等日本血液内科学会専門医 -
稲本 賢弘いなもと よしひろ
出身大学 名古屋大学 医師免許取得 平成12年 主な専門領域 血液内科 専門・資格
・学会・役職等日本内科学会総合内科専門医、指導医 日本血液学会専門医、指導医 日本造血・免疫細胞療法学会認定医 -
内田 直樹うちだ なおき
出身大学 藤田保健衛生大学 医師免許取得 平成31年 主な専門領域 血液内科 専門・資格
・学会・役職等日本血液学会 日本臨床腫瘍学会 日本内科学会 日本造血・免疫細胞療法学会
外来担当医表
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診療時間
午前00:00~00:00
午前00:00~00:00
※診療時間30分前より受付開始
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休診日
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