脳神経外科

ごあいさつ

当院脳神経外科は、より高度かつ安全な脳神経外科治療を望まれる方への最善な選択肢となるべく、日夜努力を続けています。
他院では、治療困難あるいはリスクが高いと判断される大きな脳動脈瘤、頭蓋底腫瘍などの難治性症例でも、当院であれば治療可能な場合がございます。是非、ご相談ください。

最初から脳神経外科専門医が診させていただきます

当院脳神経外科の特徴としては、他院では内科、神経内科が初診を対応する外傷以外の脳疾患も、全て脳神経外科で初めから診察させていただきます。脳神経外科機能を有する多くの病院は、おおよそ効率の観点から外傷以外の脳疾患は内科で診察し、脳神経外科治療の適応と判断されたもののみ脳神経外科医が診察しています。当院では、下記の様な症状の方は、全て脳神経外科専門医が、最初から診察を行います。現代の脳神経外科領域は極めて多様かつ深化しており、その全てを内科医師が精通しているわけでは当然ありません。外科的治療の選択があるにもかかわらず、漫然と投薬のみで治療されている事例、また診断が正しくなされていない事例などが生じています。

すぐに診察、すぐに診断

当院は、診断までのプロセスが非常に迅速になっています。かかりつけ医(近医)を受診、大きな病院での検査を予約、結果をみて専門の科に紹介などという時間の無駄はありません。当院では、頭痛、めまいなどの症状があれば、午前でも午後でも受診していただき、その場ですぐに詳細な検査を行い、すぐに診断がつきます。

脳神経外科で対応する症状

頭痛

くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、脳出血の可能性があります

脳神経外科を受診される患者様の最も多い症状は、頭痛です。頭痛は、一次性頭痛(本来の頭痛)と二次性頭痛(原因のある頭痛)に分けられます。
当院では、どちらも脳神経外科で診察、治療可能です。ただの慢性的な頭痛と思っていたら、脳腫瘍であったという事例は稀ではありません。検査を勧めます。

めまい、耳鳴り

脳梗塞、聴神経鞘腫などの脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の可能性があります

めまいもとても多くの方に認められる症状です。めまい症状を呈する患者様の一部には、脳梗塞、脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の方が存在します。
こちらも、当日MRI、CT検査にて、すぐに診断が可能です。繰り返すめまい、耳鳴りの自覚がある方は、頭部検査をお勧めします。

認知機能低下

慢性硬膜下血腫、水頭症、頚動脈狭窄症の可能性があります

最近、物忘れが激しい、何度も同じ話を繰り返す、今まで出来たことができなくなるなどの認知機能低下を示す場合、認知症あるいは加齢性変化の場合もありますが、慢性硬膜下血腫や水頭症を患っている場合があります。
これら疾患は、いわゆる”治る認知症”と言われるもので、脳神経外科手術で認知機能低下が改善します。

意識障害

くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などの可能性があります

意識障害とは、意識状態が低下しているものを指します。ややボーとしているものから、昏睡状態まで様々です。
緊急性の高い、上記疾患の可能性があります。症状が酷ければ、救急車を呼んで来院ください。

痙攣

転移性脳腫瘍などの脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形、顔面けいれんなどの可能性があります

痙攣とは、体の一部または全体の筋肉が意思とは関係なく収縮する(ぴくつく)ことです。異常な脳波による痙攣は、転移性脳腫瘍の場合によく認められます。肺癌、乳癌、大腸癌、腎癌などで通院中の方に痙攣を認めた場合、転移性脳腫瘍の可能性があります。当日行う詳細なMRIにて、即診断可能です。
なお、片側の顔面にのみ表れる痙攣は、脳動脈と脳神経が関連しています。治療により、改善が望めますのでご相談ください。

意識消失

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、頚動脈狭窄症、脳腫瘍などの可能性があります

突然意識がなくなって倒れしまった場合、上記疾患による症状の可能性があります。意識消失発作を繰り返しているうちに、脳梗塞になってしまう事例などがあります。
当院では、必ず頭部画像検査を行っています。

手足の力が一時的に入らなくなる

頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、もやもや病、脳梗塞などの可能性があります

一過性脳虚血発作(一時的に脳血流が低下し、脱力などの症状が出ること)の可能性があります。出来るだけ早期のMRA、CTangioなどによる詳細な脳血管検査が必要になります。
この時期に治療を行えば、脳梗塞にならずに済む場合があります。

物が二重に見える、片目のまぶたが下がる

脳動脈瘤、くも膜下出血の可能性があります

脳動脈瘤の一部には、脳神経を圧排して、上記症状を呈することがあります。眼の症状のため眼科を受診して、当院に紹介になる事例も多くあります。
脳動脈瘤が増大している証ですので、迅速に脳動脈瘤治療が必要となります。

転倒による骨折

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、慢性硬膜下血腫などの可能性があります

高齢な方々においては、上記疾患により脱力発作を起こし、転倒する事例を非常に多く認めます。
当院では、骨折などで入院される方にも頭部検査を勧めています。

対象となる疾患

脳血管障害

脳梗塞・くも膜下出血・脳動脈瘤・脳出血・頸動脈狭窄症・頭蓋内動脈狭窄症・脳動静脈奇形・もやもや病、硬膜動静脈瘻など

脳腫瘍

髄膜腫・転移性脳腫瘍・聴神経鞘腫・三叉神経鞘腫・神経膠腫・頭蓋内悪性リンパ腫・眼窩内腫瘍・下垂体腫瘍など

頭部外傷

急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫・脳挫傷など

水頭症

正常圧水頭症・中脳水道狭窄症など

機能的脳神経疾患

三又神経痛・顔面痙攣など

頭痛

片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛など

診療の内容と特色

ごあいさつ

当院脳神経外科は、より高度かつ安全な脳神経外科治療を望まれる方への最善な選択肢となるべく、日夜努力を続けています。
他院では、治療困難あるいはリスクが高いと判断される大きな脳動脈瘤、頭蓋底腫瘍などの難治性症例でも、当院であれば治療可能な場合がございます。是非、ご相談ください。

最初から脳神経外科専門医が診させていただきます

当院脳神経外科の特徴としては、他院では内科、神経内科が初診を対応する外傷以外の脳疾患も、全て脳神経外科で初めから診察させていただきます。脳神経外科機能を有する多くの病院は、おおよそ効率の観点から外傷以外の脳疾患は内科で診察し、脳神経外科治療の適応と判断されたもののみ脳神経外科医が診察しています。当院では、下記の様な症状の方は、全て脳神経外科専門医が、最初から診察を行います。現代の脳神経外科領域は極めて多様かつ深化しており、その全てを内科医師が精通しているわけでは当然ありません。外科的治療の選択があるにもかかわらず、漫然と投薬のみで治療されている事例、また診断が正しくなされていない事例などが生じています。

すぐに診察、すぐに診断

当院は、診断までのプロセスが非常に迅速になっています。かかりつけ医(近医)を受診、大きな病院での検査を予約、結果をみて専門の科に紹介などという時間の無駄はありません。当院では、頭痛、めまいなどの症状があれば、午前でも午後でも受診していただき、その場ですぐに詳細な検査を行い、すぐに診断がつきます。

脳神経外科で対応する症状

頭痛

くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、脳出血の可能性があります

脳神経外科を受診される患者様の最も多い症状は、頭痛です。頭痛は、一次性頭痛(本来の頭痛)と二次性頭痛(原因のある頭痛)に分けられます。
当院では、どちらも脳神経外科で診察、治療可能です。ただの慢性的な頭痛と思っていたら、脳腫瘍であったという事例は稀ではありません。検査を勧めます。

めまい、耳鳴り

脳梗塞、聴神経鞘腫などの脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の可能性があります

めまいもとても多くの方に認められる症状です。めまい症状を呈する患者様の一部には、脳梗塞、脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の方が存在します。
こちらも、当日MRI、CT検査にて、すぐに診断が可能です。繰り返すめまい、耳鳴りの自覚がある方は、頭部検査をお勧めします。

認知機能低下

慢性硬膜下血腫、水頭症、頚動脈狭窄症の可能性があります

最近、物忘れが激しい、何度も同じ話を繰り返す、今まで出来たことができなくなるなどの認知機能低下を示す場合、認知症あるいは加齢性変化の場合もありますが、慢性硬膜下血腫や水頭症を患っている場合があります。
これら疾患は、いわゆる”治る認知症”と言われるもので、脳神経外科手術で認知機能低下が改善します。

意識障害

くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などの可能性があります

意識障害とは、意識状態が低下しているものを指します。ややボーとしているものから、昏睡状態まで様々です。
緊急性の高い、上記疾患の可能性があります。症状が酷ければ、救急車を呼んで来院ください。

痙攣

転移性脳腫瘍などの脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形、顔面けいれんなどの可能性があります

痙攣とは、体の一部または全体の筋肉が意思とは関係なく収縮する(ぴくつく)ことです。異常な脳波による痙攣は、転移性脳腫瘍の場合によく認められます。肺癌、乳癌、大腸癌、腎癌などで通院中の方に痙攣を認めた場合、転移性脳腫瘍の可能性があります。当日行う詳細なMRIにて、即診断可能です。
なお、片側の顔面にのみ表れる痙攣は、脳動脈と脳神経が関連しています。治療により、改善が望めますのでご相談ください。

意識消失

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、頚動脈狭窄症、脳腫瘍などの可能性があります

突然意識がなくなって倒れしまった場合、上記疾患による症状の可能性があります。意識消失発作を繰り返しているうちに、脳梗塞になってしまう事例などがあります。
当院では、必ず頭部画像検査を行っています。

手足の力が一時的に入らなくなる

頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、もやもや病、脳梗塞などの可能性があります

一過性脳虚血発作(一時的に脳血流が低下し、脱力などの症状が出ること)の可能性があります。出来るだけ早期のMRA、CTangioなどによる詳細な脳血管検査が必要になります。
この時期に治療を行えば、脳梗塞にならずに済む場合があります。

物が二重に見える、片目のまぶたが下がる

脳動脈瘤、くも膜下出血の可能性があります

脳動脈瘤の一部には、脳神経を圧排して、上記症状を呈することがあります。眼の症状のため眼科を受診して、当院に紹介になる事例も多くあります。
脳動脈瘤が増大している証ですので、迅速に脳動脈瘤治療が必要となります。

転倒による骨折

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、慢性硬膜下血腫などの可能性があります

高齢な方々においては、上記疾患により脱力発作を起こし、転倒する事例を非常に多く認めます。
当院では、骨折などで入院される方にも頭部検査を勧めています。

対象となる疾患

脳血管障害

脳梗塞・くも膜下出血・脳動脈瘤・脳出血・頸動脈狭窄症・頭蓋内動脈狭窄症・脳動静脈奇形・もやもや病、硬膜動静脈瘻など

脳腫瘍

髄膜腫・転移性脳腫瘍・聴神経鞘腫・三叉神経鞘腫・神経膠腫・頭蓋内悪性リンパ腫・眼窩内腫瘍・下垂体腫瘍など

頭部外傷

急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫・脳挫傷など

水頭症

正常圧水頭症・中脳水道狭窄症など

機能的脳神経疾患

三又神経痛・顔面痙攣など

頭痛

片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛など

  • 深谷 皓孝

    会長

    深谷 皓孝ふかや てるたか

    出身大学 慶應義塾大学
    医師免許取得 昭和44年
    主な専門領域 脳神経外科一般

    睡眠時無呼吸症候群
    専門・資格
    学会・役職等
    日本脳神経外科学会専門医

    日本医師会認定産業医

    日本脳神経外科難病指定医
  • 深谷 雷太

    理事長、病院長、脳卒中センター長

    深谷 雷太ふかや らいた

    出身大学 慶應義塾大学
    医師免許取得 平成12年
    主な専門領域 脳血管障害

    脳腫瘍

    頭蓋底外科
    専門・資格
    学会・役職等
    日本脳神経外科学会専門医・指導医

    日本脳卒中学会専門医

    日本脳卒中の外科学会技術指導医

    日本頭蓋底外科学会会員

    がん治療認定医
  • 廣瀬 雄一

    廣瀬 雄一ひろせ ゆういち

    出身大学 慶應義塾大学
    医師免許取得 昭和62年
    主な専門領域 脳神経外科一般

    悪性脳腫瘍
    専門・資格
    学会・役職等
    藤田医科大学脳神経外科主任教授

    日本脳神経外科学会専門医

    がん治療認定医

    日本神経内視鏡学会技術認定医

外来担当医表

診療時間

  • 受付時間

    午前09:00~11:30

    午前15:30~18:30

    ※診療時間30分前より受付開始

  • 休診日

    土曜午後・日曜・祝日・年末年始

急病・ケガ等の場合いつでも診療できるよう心掛けております。
お電話にてお問い合わせください。

午前

深谷 雷太

深谷 皓孝

深谷 雷太

深谷 皓孝ものわすれ外来
睡眠時無呼吸外来

深谷 雷太

深谷 皓孝

 

深谷 皓孝

深谷 雷太

廣瀬 雄一脳神経外科
(月2回)

午後

   

休診・代診情報

休診・代診情報はありません。

診療実績

ごあいさつ

当院脳神経外科は、より高度かつ安全な脳神経外科治療を望まれる方への最善な選択肢となるべく、日夜努力を続けています。
他院では、治療困難あるいはリスクが高いと判断される大きな脳動脈瘤、頭蓋底腫瘍などの難治性症例でも、当院であれば治療可能な場合がございます。是非、ご相談ください。

最初から脳神経外科専門医が診させていただきます

当院脳神経外科の特徴としては、他院では内科、神経内科が初診を対応する外傷以外の脳疾患も、全て脳神経外科で初めから診察させていただきます。脳神経外科機能を有する多くの病院は、おおよそ効率の観点から外傷以外の脳疾患は内科で診察し、脳神経外科治療の適応と判断されたもののみ脳神経外科医が診察しています。当院では、下記の様な症状の方は、全て脳神経外科専門医が、最初から診察を行います。現代の脳神経外科領域は極めて多様かつ深化しており、その全てを内科医師が精通しているわけでは当然ありません。外科的治療の選択があるにもかかわらず、漫然と投薬のみで治療されている事例、また診断が正しくなされていない事例などが生じています。

すぐに診察、すぐに診断

当院は、診断までのプロセスが非常に迅速になっています。かかりつけ医(近医)を受診、大きな病院での検査を予約、結果をみて専門の科に紹介などという時間の無駄はありません。当院では、頭痛、めまいなどの症状があれば、午前でも午後でも受診していただき、その場ですぐに詳細な検査を行い、すぐに診断がつきます。

脳神経外科で対応する症状

頭痛

くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、脳出血の可能性があります

脳神経外科を受診される患者様の最も多い症状は、頭痛です。頭痛は、一次性頭痛(本来の頭痛)と二次性頭痛(原因のある頭痛)に分けられます。
当院では、どちらも脳神経外科で診察、治療可能です。ただの慢性的な頭痛と思っていたら、脳腫瘍であったという事例は稀ではありません。検査を勧めます。

めまい、耳鳴り

脳梗塞、聴神経鞘腫などの脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の可能性があります

めまいもとても多くの方に認められる症状です。めまい症状を呈する患者様の一部には、脳梗塞、脳腫瘍、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、硬膜動静脈瘻の方が存在します。
こちらも、当日MRI、CT検査にて、すぐに診断が可能です。繰り返すめまい、耳鳴りの自覚がある方は、頭部検査をお勧めします。

認知機能低下

慢性硬膜下血腫、水頭症、頚動脈狭窄症の可能性があります

最近、物忘れが激しい、何度も同じ話を繰り返す、今まで出来たことができなくなるなどの認知機能低下を示す場合、認知症あるいは加齢性変化の場合もありますが、慢性硬膜下血腫や水頭症を患っている場合があります。
これら疾患は、いわゆる”治る認知症”と言われるもので、脳神経外科手術で認知機能低下が改善します。

意識障害

くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などの可能性があります

意識障害とは、意識状態が低下しているものを指します。ややボーとしているものから、昏睡状態まで様々です。
緊急性の高い、上記疾患の可能性があります。症状が酷ければ、救急車を呼んで来院ください。

痙攣

転移性脳腫瘍などの脳腫瘍、脳出血、くも膜下出血、脳動静脈奇形、顔面けいれんなどの可能性があります

痙攣とは、体の一部または全体の筋肉が意思とは関係なく収縮する(ぴくつく)ことです。異常な脳波による痙攣は、転移性脳腫瘍の場合によく認められます。肺癌、乳癌、大腸癌、腎癌などで通院中の方に痙攣を認めた場合、転移性脳腫瘍の可能性があります。当日行う詳細なMRIにて、即診断可能です。
なお、片側の顔面にのみ表れる痙攣は、脳動脈と脳神経が関連しています。治療により、改善が望めますのでご相談ください。

意識消失

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、もやもや病、頚動脈狭窄症、脳腫瘍などの可能性があります

突然意識がなくなって倒れしまった場合、上記疾患による症状の可能性があります。意識消失発作を繰り返しているうちに、脳梗塞になってしまう事例などがあります。
当院では、必ず頭部画像検査を行っています。

手足の力が一時的に入らなくなる

頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、もやもや病、脳梗塞などの可能性があります

一過性脳虚血発作(一時的に脳血流が低下し、脱力などの症状が出ること)の可能性があります。出来るだけ早期のMRA、CTangioなどによる詳細な脳血管検査が必要になります。
この時期に治療を行えば、脳梗塞にならずに済む場合があります。

物が二重に見える、片目のまぶたが下がる

脳動脈瘤、くも膜下出血の可能性があります

脳動脈瘤の一部には、脳神経を圧排して、上記症状を呈することがあります。眼の症状のため眼科を受診して、当院に紹介になる事例も多くあります。
脳動脈瘤が増大している証ですので、迅速に脳動脈瘤治療が必要となります。

転倒による骨折

脳梗塞、頭蓋内動脈狭窄症、頚動脈狭窄症、慢性硬膜下血腫などの可能性があります

高齢な方々においては、上記疾患により脱力発作を起こし、転倒する事例を非常に多く認めます。
当院では、骨折などで入院される方にも頭部検査を勧めています。

対象となる疾患

脳血管障害

脳梗塞・くも膜下出血・脳動脈瘤・脳出血・頸動脈狭窄症・頭蓋内動脈狭窄症・脳動静脈奇形・もやもや病、硬膜動静脈瘻など

脳腫瘍

髄膜腫・転移性脳腫瘍・聴神経鞘腫・三叉神経鞘腫・神経膠腫・頭蓋内悪性リンパ腫・眼窩内腫瘍・下垂体腫瘍など

頭部外傷

急性硬膜下血腫・急性硬膜外血腫・慢性硬膜下血腫・脳挫傷など

水頭症

正常圧水頭症・中脳水道狭窄症など

機能的脳神経疾患

三又神経痛・顔面痙攣など

頭痛

片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛など